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8日は「梅棒 8th Shuttered Guy」大阪公演を観ました。

演劇を観たことはほとんど無くて、梅棒さんのことも知りませんでした。
ツイッター経由で、akaneコーチが応援メッセージを寄せていたのを見たのがきっかけで観ようと思いました。

応援メッセージ

以下、引用
> 私自身、梅棒のエンターテインメントに影響を与えられたうちの一人です。


梅棒のステージを観たら、TDCさん、そしてakaneコーチの作品の源流に触れられるような気がしたんです。


観客の7割以上は女性で、1割程度が男女ペアかご夫婦、私のような男性お一人様が1割弱といった感じ。

筋バレになるので内容は詳しく書かないですが、4回涙が出ました。


一つ目の涙・・・
7姉妹が登場した後、ネコダ商店街の一団がダンスをしたところ。
一つ一つのダンスはそれほど難しいことをしているようには見えなかったのに、この場面のダンスには一体感があった。
上手いとか動きが揃っているということではなく「うねり」のようなものがあって、観ているうちにグッと引き込まれる何かがありました。
うねりの波に「自分もノッてる!」と感じたとたん、涙が出てましたね。
不思議な感覚でした。


二つ目の涙・・・
少なくなったネコダ商店街の、たしか4~5名によるダンスシーン。
踊っている人が少ないのに、一つ目と同じような「うねり」を感じて涙が出ました。
これは自分としては意外で、今までたくさんの人が踊っているのを観て感動することはあっても、ダンサーさんが少ない構成で感動することが無かったからです。
何度も書いて申し訳ないですが、踊りが上手くて涙が出たんじゃないんですよね。
かと言って話の内容に感情移入したわけでもない。
曲とダンスの流れに心が持ってかれた、そんな感じでした。


三つ目の涙・・・
曲名を書いてしまいますが、「YAH YAH YAH」のとこ。
これは曲自体の力が強すぎて、もう最初っからノッてました。
サビなんか、ステージ上の演者さんの姿がクローズアップして大きく見えてしまうほどインパクトが大きかったです。


四つ目の涙・・・
終盤の、絶体絶命な状況からの・・・
バカバカしい展開。
そのバカバカしいことを、この人達は本気でやっている。
本気で、バカバカしいことをやり切っている演者さんの姿と梅棒さんの気概に涙が出ました。
この感動は何て言うんでしょうねぇ。

笑える展開なんだけど、ステージ上を所狭しと動き回りながら、よく計算されて息の合った動きが連続していて、
「そこまでやるんか!」
という突き抜け感に圧倒されてました。

突き抜けたバカバカしい笑いは、人を感動させる。


スタンディングオベーションの後、Tシャツ買っちゃいました。



梅棒さんの作品は、ダンスや演劇を知らない私でも理屈抜きで楽しめました。
この「何も考えなくても理屈抜きで楽しめる」作品。
そこに、TDCさんの作品に通じるものがありました。

たくさんの人を楽しませて幸せな気持ちにするって、凄いことだと思います。

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